11月15日、中国大使館で開催された日本僑報社(段躍中代表)主催第2回「忘れられない中国滞在エピソード」コンクール表彰式に招かれました。参加者約200人に受賞作品集『中国で叶えた幸せ』(日本僑報社)が贈呈されました。

 

孔鉉佑中国大使は「幅広い分野の応募者皆さんは中国での経験を中日関係がより良くなるよう生かして欲しい。新中国は70周年を、日本は令和の新時代を迎えた。習近平国家主席の来春訪日も基本的に決まり、安倍晋三首相は12月再び訪中の予定。交流を積み重ね、相互理解と友情を促進し、中国の魅力をさらに広めて欲しい」と日本語で挨拶。

 

中国大使賞の乗上美沙さん(早稲田大学院生)は小学4年から高校卒業までカナダ系の大連インターナショナルスクールに単身留学した体験を「小学校で意識しなかった“日本人”“中国人”を中学での日中戦争の授業で強く感じた。仲良かった同級生から悪口を言われ、無視された。私も先生の話も聞かずにノートに落書していた。高1の時、東日本大震災が起き、友人と募金を始めた。“中国人が快く募金してくれるとは思わなかった”が、一週間の活動で募金箱は重くなった。いつしか感謝の気持ちと穏やかな幸福感に包まれた」と挨拶。

 

一等賞の入江正さん(公務員)は上海日本人学校長時に米寿の父親と過ごした体験を「父が毎日のように出かけて、果物などを買ってくる。中国語が全く分からないのにどうしているのかと聞くと“財布ごと渡すと中から代金を取って、財布を返してくれる”と。老いて行く自分にムチ打ち、日本を離れ上海まで黙って一緒に来てくれ、中国の人たちに心から感謝しながら、日本人として胸を張って生活している父。“正、よく見ておけよ。お前は、お前の生き方を考え続けよ”と父の姿が言っているようだった」と挨拶。

 

孔大使から表彰される乗上さん・孔大使へ拙著贈呈する私(撮影:筆者・段躍中氏)

孔大使から表彰される乗上さん・孔大使へ拙著贈呈する私(撮影:筆者・段躍中氏)

 

他にも受賞者数人が挨拶、共通していたのは、自分の行動に裏打ちされた相互理解の重要性でした。表彰式を取材していた「人民日報」劉軍国駐日本首席記者の『温故創新』(日本僑報社)の序で孔大使は「多くの日本友人に真実の中国を知ってもらい、ご自分の実際の行動をもって中日関係にプラスエネルギーを注ぎ込んでもらいたいと願っています」と。

 

私は新疆ウイグル自治区での長年にわたる各種国際協力実践を通じて相互理解促進に奮闘してきました。その記録といえる『新疆世界文化遺産図鑑』(日本僑報社)・『中国新疆36年国際協力実録』(東方出版)を孔大使へ贈呈しました。庶民にすぎないので、大したことは出来ませんが老残微力ヨロヨロ続けます。

 

光陰矢のごとし でもゆったりゆったり

早くも師走。一説では僧侶が檀家さんを忙しく走り回って経をあげるからとも。今年もあっという間に12月。小僧も僧侶ですが、信者さんはいても檀家さんはいませんので、走り回ることはありません。でも今年も首が回らない年越しになりそうです。嗚呼ほんわかほんわか。

 

小僧が昨年末にたてた今年のテーマはここ数年同じで「笑って働き食べ飲み出し寝る」。働くといっても無給の国際貢献。他を含めて実践度ほぼほぼ合格☜自画自賛。ありがたいことです。つい先日、正月だったのにもう12月。もう77歳、もう結婚50年、もう国際協力37年。光陰矢のごとしとは上手い表現があるものですね。

 

11月初めにオープンした「渋谷スクランブルスクエア」ビル屋上230mから東京一円や富士山を眺めてきました。ついこの前、建設が始まったのにもう完成。月日の経つのは超速ですね。入場料大人2000円…3~5歳児600円、23時まで営業としっかりビジネス展開。新しい観光スポットになることでしょう。

 

小僧楽書:眼下のスクランブル交差点をガラス越しに撮影

小僧楽書:眼下のスクランブル交差点をガラス越しに撮影

コーナー写真順番待ちの人たち・スクランブル交差点から同ビル夜景(3点撮影:筆者)

コーナー写真順番待ちの人たち・スクランブル交差点から同ビル夜景(3点撮影:筆者)

 

一段高いヘリポートへ上がると、風で怖いほど。屋上周囲はガラスで囲われていますが、一角は肩ぐらいしかなく、格好の撮影スポット。こんなに低いガラスで事故が心配です。大胆な設計をするものですね。改修必至? 光陰矢のごとし、でも、ゆったりゆったり。それが小僧の生き方。楽しくゆったり有意義に過ごすようにしています、といっても過ごすようにしているだけで、実際は中々中々。ほんわかほんわか。