No.29 過去・現在・未来、立ち位置を捉えて

先の大戦で焦土と化した日本は「奇跡の復興」を遂げ、私たちの生活も驚くほど向上しました。TVで成人式の模様を報じていましたが、その華やかさが繁栄ぶりを象徴していますね。驚くことに犬や猫に晴れ着を着せ初詣する行列も報じられていました。スゴイことですね。発展につれ我が国は世界の大国として大きな役割を果たしています。

 

中国の発展も目を見張るものがあります。現在の発展を導いたのは改革開放政策と言われています。これには日本も深く関わっています。中国共産党機関紙「人民日報」のWeb「人民网」日本語版「1978年日本の旅-鄧小平氏が訪日で学んだもの」に次のように記されています。

 

1978年は中国の国家戦略に大きな転換が起こった年だ。鄧小平氏が中国の指導者としては戦後初となる正式訪日を行った。この訪問は「中日平和友好条約」の批准書交換セレモニーに出席するためのものだったが、鄧氏にとっては中国近代化の大戦略を準備するための学習の旅でもあった。この旅の中で、中国の改革開放の総設計者である鄧氏は、改革開放の壮大な青写真を心に描き、中国をいかに発展させていくかを考えていた。

「我々は今世紀末までの近代化実現を掲げている。そこでいう近代化とは、その頃の世界の水準に迫った近代化を指す。今回日本を訪れたのも、日本に教えを請うためだ。我々は全ての先進国に教えを請う」

鄧小平氏の訪日後、中国には「日本ブーム」が沸き起こった。多くの視察団が日本に赴き、多くの日本人の専門家や研究者が中国に招かれた。中日政府のメンバーによる会議も相次いで行われた。官民の各分野・各レベルの交流は日増しに活発となり、経済・貿易・技術での両国の協力は急速に発展した。少々長い引用ですが、協力関係がよく分かりますね。

 

今年はその改革開放政策導入40周年にあたります。習近平主席は昨年12月広州で開かれた「フォーチュン・グローバル・フォーラム」への祝電で「改革を全面的に深化させ、更に高レベル開放型経済へ発展させる」などと述べています。

 

「人民日報」海外版17.12.7より

「人民日報」海外版17.12.7より

 

中国は益々大国化していくことでしょう。日本と中国の関係を考えるとき両国の力関係を正しく捉えることも重要と思います。20世紀と昨今では両国の力関係は大きく変化しました。共に世界に責任ある大国としての立ち位置で行動すれば相互理解を更に進めることが出来るのではないでしょうか。

 

NHK・BSプレミアム「シルクロード・壁画の道をゆく」再放送、30分版(1/31敦煌・2/7キジル&西域のモナリザ)とは別に、天津TV「泊客中国」で私の特集が3回放映されました。1月7日キジル千仏洞修復保存協力など、1月14日ニヤ遺跡調査など、1月28日ダンダンウイリク遺跡調査などです。同一人物3回放映はこの番組初とか。

 

親友の孫躍新博士・周培彦夫妻のおかげで、一昨年9月から新疆文化庁・新疆文物考古研究所・新疆大学・キジル千仏洞・ニヤ遺跡・交河故城・知恩院・薬師寺・佛教大学・鴨川・寓居などで取材を受けてきた番組です。日中双方の多くの方にお世話になりました。ありがとうございました。写真なども求めに応じて提供しました。中国内でも昔の映像などを集めたようです。なお不正確な部分もあります。

 

Webでも見られますので、視聴くだされば幸いです。泊客中国→(一番上に出る)泊客中国《生活》生活 視頻 中視网→(番組一覧中の)20180107大愛無疆20180114五星出東方利中国20180128 西域蒙娜丽莎の3本です。

 

多くの方々のご尽力を得たキジル千仏洞修復保存・ニヤ調査・ダンダンウイリク調査のほか社長時代のことや念仏行脚日本縦断も取り上げられていますが、列車で行ったようなイメージで驚きました。編集には立ち会っていませんので……。中国で日本人の国際協力が放映されることは相互理解を促進することにつながり、嬉しいことです。

 

主催者たれ

ほんわかほんわか生きています。新年となりあれこれ追われていますが、焦らずやっています。今年は書籍類を始末しようと思います。妻が見送った両親の家を始末するのを見ていて面倒をかけるのを少しでも減らそうと思い立ちました。歩く速度を普通並みにしようと思います。お念仏しながらゆっくり歩くのが好きで、遅いからです。また水を飲むようにします。若いころの登山・中年時代の沙漠での調査や念仏行脚で水は貴重品、少ししか飲まないクセがついていますが、多めが良いと妻に言われて。真冬でも襦袢と作務衣だけで過ごしていますが、足袋やシャツなどで防寒対策もしようと思います。そんなこんなのお気軽人生。ほんわかほんわか。

 

そんな気軽なことも重要なことも決めるのは私自身。私の人生の主催者は私です。「あったりマエダのクラッカー」ですが、時には人さまから与えられたように責任転嫁もする私。参加者や傍観者でなく、主催者として、2018年ほんわかほんわか生きていきます。

 

小僧落書き、背景はルイヴィトン財団美術館(撮影:筆者)

小僧落書き、背景はルイヴィトン財団美術館(撮影:筆者)

 

写真のルイヴィトン財団美術館、パリへ行かれたら是非お立ち寄りを。その斬新さは感動ものです。凱旋門から歩いてもスグです。ほんわかほんわか。